2026年度 受講生募集要項(PDF)

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受講者インタビュー

プレーヤー育成コース令和6年度受講

フォレストワーカー研修で学んだ基礎を振り返り、
林業の知識と技術を深めました。

三重県 佐藤奨馬様・堀木翔太様 林業

Profile - プロフィール

佐藤さん、堀木さんの二人は、ともに高校卒業後、現在の佐藤林業に就職しました。
佐藤さんは、家業である佐藤林業に就職して4年目、堀木さんは2年先輩の6年目で、二人とも昨年度に、新規就業者を対象とする国の「緑の雇用」事業 フォレストワーカー研修で3年間の課程を修了し、新たに林業作業士となりました。次代を担う期待の星として業務に取組まれています。
職場は、代表を含め7名で、二人を除くと、いずれも山仕事のベテラン。現在の担当業務は、伐採、伐採木の玉切り、集材・搬出などですが、大径木の伐採、作業道開設など、技術・経験を要する業務については、先輩の仕事を見て、時には教えてもらいながら日々経験を重ねているところです。

佐藤さん(以下、佐藤):高校時代サッカーに熱中し、大学からの誘いもあったので、進学してサッカーを続けることも考えました。一方で、子どもの頃から山で作業現場を見て、高校時代に作業を体験した林業のことも頭にありました。それまで、自分の将来を漠然としか考えてこなかったので、卒業を控え、進路について真剣に悩みました。

悩んだ末、将来は、山で働く祖父や父、子どもの頃から知っている従業員の人たちと一緒に仕事をしたいと思うようになり、それであれば、若いうちから技術を身に付けた方が良いと考え、林業を職業に選びました。

働き始めて約4年が経過し、まだまだ学ぶことも多いですが、作業の流れがある程度分かってきたので、作業を先読みして先輩職員が必要な道具などを準備し、効率よく仕事が進められるように心がけています。

堀木さん(以下、堀木):元々、自然が好きで、高校は農業高校で学び、部活は山岳部に所属していました。就職にあたって、工場見学などもしましたが、「一日中、室内で働くことができるかな?」と自問したところ難しそうに思い、野外で働くことができる仕事を考えるようになりました。丁度その時、林業を紹介する授業があり、山で森林と関わりながら仕事ができ、自然環境の保全にも密接に繋がりのある林業という仕事に魅力を感じ、今の職場に就職しました。

現在、就職して6年が経過しようとしています。森林の中で仕事ができ、太い木を伐倒したときなどは達成感もあり、あらためてこの仕事にやりがいを感じています。また、現場作業では、慌てず、確実に、安全な作業を心掛けています。

伐倒や作業道づくりの講座を通して、現場での考え方を見直すことができました。

みえ森林・林業アカデミーの受講を決めた理由について教えてください。

昨年度(令和5年度)、フォレストワーカー研修(前述)を修了し、3年間で林業に関する基本的な知識やチェンソーなどの操作技術を学び、多くの資格も取得でき、自分自身の成長に繋がったと感じていました。また、同じように林業に新規就業した他の事業体の人との交流も大変有意義でした。

この経験から、アカデミーを受講することで、「伐倒技術などの更なるスキルアップ(佐藤)」や「森林・林業・木材利用などに関する最先端の情報の取得(堀木)」、新たな人達との交流ができると考えていたところ、職場から勧められ、受講することにしました。

受講した年度を振り返ってみていかがでしたか。
また、受講後、どのようなことが身につきましたか。

森林・林業・木材利用に関する先端の情報や伐倒などの現場技術について、フォレストワーカー研修で学んだことを復習しながら、さらに進んで、より深く学ぶことができたと思います。また、アカデミーを受講させてくれた職場にも感謝しています。

佐藤:黒滝村森林組合 梶谷さんの伐倒技術の講座が印象に残っています。伐倒の準備作業、かかり木処理の方法など、「何故、その方法で実行するか」を分かりやすく説明していただけたので、今の業務を振り返りながら大変勉強になりました。

受講後は、以前にも増して、道具の手入れや安全で正確な伐倒を心掛けるようになりました。また、業務の中で、分からないことがあると、職場の先輩に、その理由などを聞き、自分の中で整理したうえで、業務を進めるようにもなりました。

堀木:今まであまり触れたことのない用語や情報、それに関する解説などが講座の中で聞け、非常に刺激的でした。特にウッドショックに関する講義では、木材流通の実態やそれを巡る世界情勢などとの関係で、木材価格が高騰している理由が説明され、非常に興味深く、あらためて木材が国際流通商品であることを認識しました。

また、榎本林業の榎本さんの作業道開設の現場実習では、「壊れない道づくり」のための工法や工夫を見学することができました。以前から開設した作業道の破損個所が気になっていて、佐藤君とも話していましたが、大変参考になりました。

受講後は、講座で聞いた「Jクレジット」や「SDGs」などをキーワードとして情報を収集し、今後に活かせればと思っています。また、実際の現場で、壊れない作業道の工法などについても考えるようになりました。

身についたことが、現在の業務にどのように活かされていますか。
また、今後どのように活かしていきたいですか。

職場では二人とも若手で、まだまだ教えてもらう事が多く、学んだことが即座に活かせるかどうかは分かりませんが、伐倒技術、壊れない作業道づくりなどを思い出し、また、森林・林業や木材利用に関する社会情勢などにも関心を持って業務に取組み、林業のプロとして認めてもらえるように日々成長していきたいと思います。

日々学び続けながら、現場で頼られる林業のプロを目指していきたいです。

将来の夢・目標について教えてください。

まずは、業務に真剣に取り組み、日々成長して林業のプロとして現場で頼られる存在になりたいです。
また、今回受講したアカデミーのように、自己研鑽できる場があれば進んで参加し、知識・技術をブラッシュアップしていきたいです。その上で、いつか今の自分たちように、林業を始めた若い職員に、色々と教えることができたらと思います。

今後受講する方にメッセージをお願いします。

森林・林業に関する多くのことを学べます。興味のある方にお勧めします。
また、チェンソーの伐倒技術などの現場技術を学びたい方は、実習時間が少なく、この講座受講のみでは難しいカリキュラムとなっています。アカデミー運営課の方と講座内容についてご相談することをお勧めします。

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