2025年度 受講生募集要項(PDF)

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受講者インタビュー

マネージャー育成コース令和5年度受講

考えを改める良い機会となり、
職場で共有しながら活用・実践しています。

三重県 深瀬優貴様 林業

Profile - プロフィール

大手半導体メーカーの工場でメンテナンスの仕事をしたのち、出身地の尾鷲に帰ってきて、2年ほど介護福祉関係の仕事をしていましたが、夜勤など勤務時間が不規則で、子どもが生まれるのを機に、募集のあった森林組合おわせに入りました。現在、8年目で、事業課に所属し、造林事業の補助申請、測量調査、経営計画作成や変更計画の支援業務を行っています。

事業課は、ほぼ同世代の人が多く、話し合いながら仕事を進めていますが、主任として造林補助事業等の業務を任されるようになり、仕事は忙しく余裕はないがですが、やりがいも感じ、楽しく仕事をしています。造林事業など、補助金を扱っているので、補助金要領などのルール遵守を心がけています。

講座が終わってからも業務の中で疑問点が湧いて、折に触れ講座資料を見返すなど、復習を行っています。

みえ森林・林業アカデミーの受講を決めた理由について教えてください。

現在の業務の中で、低迷する木材価格に起因して、山主さんの経営意欲が減退し、山への関心が薄れ、伐採から植林までの緑の循環が滞りがちになっている現状を見てきました。そのような現状に対して、山主さんに負担をかけず、如何に魅力ある経営プランを提案するかが課題となっていると思います。しかし、今までの経験や知識では限界を感じ始め、アカデミーを受講することで、そのヒントが得られないかと考えるようになりました。当組合では、職員のブラッシュアップを目的として、アカデミーの受講を推奨していて、職場からも勧められたので受講することにしました。

また、当組合として、如何に有利に木材を販売・流通させるかが課題であると感じていましたが、この仕組みや木材市況の情報をどのように入手すればよいかなどを知りたいと思ったのも受講動機の一つです。

受講した年度を振り返ってみていかがでしたか。

今まで、このような形で集中して研修(講座)を受けたことがなく、全てが勉強になりましたが、多種多様な講座の内容を理解するのに必死でした。木材を巡る動向や素材流通の仕組みなど、情報収集の面では、かなり知識が増えたと思います。ノースジャパンの木材流通に関する取組や、(株)中川の造林事業に特化した取り組みと雇用管理の方法など、いずれも仕組みが斬新で、こういうやり方もあるんだなと、とても感心して聞きました。必ずしも全てを理解できませんでしたが、講座が終わってからも業務の中で疑問点が湧いて、折に触れ講座資料を見返すなど、復習を行っています。
また、他の森林組合関係の方と色々な情報交換もでき、知り合いになれたことも良かったと思います。

単純に考えていた労働安全管理でも、リスク管理の考え方や方法を知り、考えを改める良い機会となりました。

受講後、どのようなことが身につきましたか。

理解できない講義もありましたが、講義を一度聴いたことで、業務上の疑問点などに対して、どのような資料を調べ、どのような人に問い合わせればよいかなどの対処方法が分かってきたように思います。

安全工程管理の大岡さんの講座で、安全な行動と危険な行動の動画を見比べることで、安全面が強化された実績があることを聞き、方法は単純ですが、現在の職場に取り入れられると思いました。また、職場では労働安全に関して、危険予知訓練が月1回行われ、「このような危険な動きをしたから怪我をした。注意しましょう」といった話を聞きますが、増井さんの安全管理の講座では、「なぜこのような危険な動きになってしまったか」という危険な行動の原因まで考える内容で、単純に考えていた労働安全管理でも、このような考え方や方法があることを知ることができ、考えを改める良い機会となりました。

身についたことが、現在の業務にどのように活かされていますか。
また、今後どのように活かしていきたいですか。

安全工程管理や労働安全管理の講座内容については、現在の職場に取り入れることが可能ではないかと思います。情報を共有し、この方法を活用できないか提案していきたいと考えています。

境界明確化、集約化の講座で、所有者に説明するときには、その境界を決定するための状況(樹種や林齢の違い、尾根、沢などの地形など)を整理・解釈し、自分の言葉で丁寧な説明を行わないと、所有者を納得させられないという話を聞き、感心しました。山主さんへの対応の際には、この話を思い出し、説明資料などを整理するようになりました。

みえ森林・林業アカデミーに対する意見、要望があればお願いします。

講義では、基本的な知識、情報を学ぶことができましたが、一つのテーマについて、他の受講生と討議しながら行う講座も、他の方との意見交換ができ、非常に勉強になりました。このような内容の講座をもう少し増やしてもらえればと思います。

山主さんに負担をかけず、伐採後の植栽がスムーズに進められるようなプランや仕組みを話し合いながら進めていきたいです。

将来の夢・目標について教えてください。

当面の目標は、アカデミーの受講動機に繋がりますが、山主さんに負担をかけず、伐採後の植栽がスムーズに進められるようなプランや仕組みを山主さんと話し合って、進めていくことです。

また、山で、働く人も少なくなっているので、森林組合が地域の林業事業体と協力して、地域林業活動が活発に行われるための中核的な役割を果たせればと思います。

今後受講する方にメッセージをお願いします。

様々な分野の講師の方から、最先端の情報などを学べる良い機会だと思います。また、業務や講座で疑問が生じたときも、講師への質問だけでなく、講義資料の見直しや、一緒に受講している方に意見をも聞くことで、解決することもあり、受講してよかったと思っています。業務の進め方などで悩んでいるのであれば、受講してみてください。

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