2024年度 受講生募集要項(PDF)

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三重県林業研究所 アカデミー運営課
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受講者インタビュー

プレーヤー育成コース令和4年度受講

森林組合や他の林業事業体との
交流や意見交換ができたことも大変有意義でした。

三重県 堂下勇希様 木材業

Profile - プロフィール

(有)勝川木材の伐採班に所属し、勤務して8年目になります。
業務内容は、主に、県内を中心に皆伐、公共工事やメガソーラー新設に伴う伐採、下刈り作業を行っています。これらの業務は、10名の職員が、その都度、数名程度の班に分かれて行っており、20代前半からベテランの職員まで、多様な構成となっていますが、その中では中堅に位置し、時には若い職員にアドバイスを行うこともあります。業務上で、特に注意していることは、怪我をしないように、班内でミーティングを行い、周囲の安全を常に心がけて取り組んでいます。

印象に残っている講座はスマート林業に関するもので、
効率化を図るのに大変有効であると知りました。

みえ森林・林業アカデミーの受講を決めた理由について教えてください。

現在、工事に伴う伐採業務を主に行っており、造林、架線集材、間伐など、山での作業経験が無く、その経験を持つ先輩職員も数名程度と減ってきています。自分の知らない林業の知識、情勢などを知りたいと思っていたところ、職場からも勧められ、受講することにしました。

受講した年度を振り返ってみていかがでしたか。

まだまだコロナ感染症の影響があったものの、最後まで対面形式の講義が開催されたことは、非常に良かったと思います。森林組合や他の林業事業体など、様々な受講生との交流や意見交換ができたことも有意義でした。
印象に残っている講座は、スマート林業に関するもので、特に地上レーザ計測によって、立木本数や位置、直径などが、今までのように毎木調査を行わなくても、一瞬で測定することができ、事業見積などを行う際にも大変有効であると思いました。

自分の現場経験や講義で学んだことを共有し、
安全で怪我のない現場つくりに貢献したいと思っています。

受講後、どのようなことが身につきましたか。

高性能林業機械や3次元地上レーザ計測装置などの新しい技術、林業の需給動向や木材流通に関する知識などを学ぶことができました。また、林業の安全対策についても知ることができ、今まで以上に、安全対策を考えるようになりました。

身についたことが、現在の業務にどのように活かされていますか。
また、今後どのように活かしていきたいですか。

講義で聞いた新しい技術、安全対策など、業務の休憩時間などに、話すようにしていますが、先輩、後輩を問わず、興味深く聞いてくれ、大変うれしく思っています。
業務の中では、まだまだ先輩に教えてもらうことが多くありますが、将来、自分が教える立場になったときに、自分の現場経験や講義で学んだことを伝え、安全で怪我のない現場つくりに貢献したいと思っています。

みえ森林・林業アカデミーに対する意見、要望があればお願いします。

他の受講生と交流し、情報交換できたことは大変有意義でした。このことから、講義の中でも、他の受講生とコミュニケーションしながらグループ討議を行う講義を増やしてもよいのかなと思いました。皆さん、様々な意見をお持ちでしょうから、その意見を聞くことで、新たな気づきがあるのではと思います。

就業する人を増やし、長く働いてもらえるように
サポートできるようになりたいと思っています。

将来の夢・目標について教えてください。

林業の世界は、高齢化が進んでいて、次世代の担い手が少なくなってきていますし、せっかく林業の世界に入ってきても、やめてしまう人もいます。
林業の良いところや、楽しさを広めて、新規に就業する人を少しでも増やし、就業した人が長く働いてもらうようサポートできるようになりたいと思います。

今後受講する方にメッセージをお願いします。

繰り返しにはなりますが、林業分野のみではなく、関連する様々な分野の講師の方から、学ぶことができます。また、他の林業事業体の方針や取組みを聞く良い機会でもあります。今後、自分の業務を行う上で、役に立ちますし、見分を広め、深く林業を学ぶこともできます。
ぜひ、受講していただいて今後の活動に活かしてください。

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